☆横浜市都筑区の行政書士・渡邊孝仁です☆ 自分を支えてくれる全ての人、ものに感謝を!


by watanabe-tubasa
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空知太。

昨日、最高裁で政教分離に関する訴訟の違憲判断が出されました。


どんな内容だったかというと・・・

北海道・砂川市が神社の敷地として市有地を無償で使用させていることが、

憲法の政教分離の原則・憲法第89条に違反するかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、

最高裁は、

「一般人からみても、特定の宗教を援助していると評価されてもやむを得ない。」

として違憲の判断を示したというものです。               


この判断を受けて注目すべきポイントは、

従来の政教分離訴訟とは異なった新たな判断基準が示されたことです!!


今までは、1977年の津鎮祭訴訟で最高裁が示した、

「目的効果基準」

を判断の指針としてきましたが、今回の訴訟では、

「一般人の評価」

という新基準が示されました。


目的効果基準・・・国家と宗教の関わりについて、その行為の目的や効果が社会通念上、認められる範囲にあるかどうかで判断する。

一般人の評価・・・宗教施設の性格や無償提供の経緯、一般人の認識などの諸般の事情を考慮し、総合的に判断するもの。


違憲状態の解消方法等については、審理を札幌高裁に差戻したので、

どのような手段を採るのか、まだ定かではないですが、

最高裁が違憲判断をしたのは、1997年の愛媛玉串料訴訟以来、2件目ですので、

行政書士を受験しようと考えている人は、

「津地鎮祭訴訟」、「愛媛玉串料訴訟」、今回の「空知太訴訟」(仮)をチェックしておくことをオススメします~


ちなみに、今回の新基準に関して、憲法学者たちは疑問を持っているとか・・・

行政書士試験の憲法も難易度が上がってくるかもしれないので、その辺の情報も、

軽く知っておくと何かのときに役に立つかもです!

※一部東京新聞から引用。

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by watanabe-tubasa | 2010-01-21 21:53 | 日記